8月12日

AM4:30名古屋市の局地的な大雨の中を出発。道路があちこち水没して川状態にタイヤ半分近くまで水に浸かってしまうほどの所もあり急遽、名古屋都市高速経由で東名小牧ICから流入。早朝であるが、小牧IC一宮IC間が大渋滞中!
Clio sport V6にとって渋滞は天敵!
と思っていたが1週間前に行なった対策と水温を下げる方法がきていたため思ったほどの水温上昇は無かった。実は、時々水温はじわじわ上昇するのだがアクセルのレーシング(空ぶかし)を3回ぐらいすると水温はウソのようにスッと下がり、又しばらくは上がらないのである。(この方法をオートトレーディングさんが見つけてくれたので旅行に出た)

異常な車幅の威圧感は高いようで、かなりの車両がよけてくれる。多分、オーバーフェンダーが凄いためであろうと勝手に思う(笑)。
さて、一宮ICを越えたあたりから雨もウソのように上がり流れも順調になり一路吹田JCへ向かっていたが、吹田JC付近渋滞3時間以上!

これはまずい!7:45、待ち合わせのk氏にTELし誘導してもらい、急遽京都南で降りて一般道を走る。



目的地は妙見山
そう、ここでTDM2000という月一イベントが有り非常に多種多様な車が山頂の駐車場に集まるのだ。
一般道をひた走っていると、TELし誘導してもらったk氏の黄色いClioと合流。Clio V6トロフィー(完全なレース専用車)を改造してナンバーを取得してしまった車である。そこへ、ルノースピダー改が合流、3台で妙見山 山頂へ。しかし私の車はノーマルで、慣らし中(^^;のため3000までを駆使して山頂へ向かう。clio sport v6は大変トルキーなためこのような状態でもそこそこのペースでは走れてしまうのには自分でも驚いた。だが、それより、トロフィーと、スピダーの運動性能!さすがレーシングマシン!まるでフォーミュラーマシンのような高運動性能で後ろから見て圧倒された。

山頂へ上がって驚いた!外車だけでなく国産まで、かなりの多種多様な車が集まっているではないか!ここの中央に私のclio sport v6とトロフィー2台を並べさせていただいた。

日本初の2ショット!

さすがに、2台の注目は高くすぐに黒山の人だかりとなった。自分でも、2台を見比べたが、外観はそっくりだがシャーシの補強その他全く別の車であった、特にフロントの補強、ロールゲージの補強、圧倒的な剛性を誇りそうである。ここでお昼まですごしClio トロフィーの先導で池田ICへ、途中の裏道はひどい渋滞だったが私のClio Sport V6は水温が水平より少し上で安定しエアコンも非常に良く効き何も問題なかった。Clio トロフィーは当然エアコンなど無く蒸し風呂状態であったようだ(扇風機をつけていらっしゃったが、、)。

池田ICの近くで一度トロフィーのフル加速を見せて頂いたが、それは凄まじいものだった。

あれこそ「カタパルトから放たれたフレンチロケット」である。私の車に、あの車の息吹が有るとは嬉しくなった。池田ICでk氏にお礼を言い一路徳島へ。

が、またまた渋滞!しかし水温も安定し問題なく明石大橋へ。ここで昼食、たまたま同席した方と会話すると、偶然にも名古屋からきた方でほぼ私たちと同時に名古屋を出発、休まずに走って今着いたとのこと!そう、吹田ICの渋滞で、3時間もはまったそうだ。こちらは、寄り道したのに全く変わらない。非常にラッキーだった。

さて、昼食を食べ、鳴門大橋経由で徳島へ

高速終点鳴門ICで多少渋滞したが例の技で難なくクリア、、しかし、料金所でレーシングすると「早くしろよ!」に聞こえてふたりで、ニコニコしてごまかす、、。

その日は高松まで移動し、妻の友人と会い大爆笑で一日が終わる。(高松の「鹿」という喫茶店はホンモノの生きた鹿がいます。)







8月13日

当初一緒に来る予定だった、W氏と合流、香川高松で美味いと評判の庵治の「山田屋」でうどんを食べる。本当に美味いのである!W氏も感激していた。

ここで、W氏のルーテシア16Vと2台並べて色々見比べる。車高は当然かなり違う、似ているが全く違う車。ボンネットを開けて比べると、意外にも彼のボンネットはアルミ製で私のはスチール、、残念ながら、現在はスチールしか手に入らないらしい。うらやましかった。その日はここで分かれ私の悪友と会い大バトルの1日は終わった。

8月14日

再びW氏と合流し瀬戸大橋経由で岡山へ、ここでさらにRS乗りの A氏と会う。3台並べての3ショットとなる。お互いに昼食を取りながら各車の研究、情報交換、、。各グレードは違えど、そこは同じクリオ乗り、話は大いに盛り上がった。ここで、彼らと別れ一路、山陽道から中国道経由で名神へ、。名神でついに1000kmをオーバーした。

ここから徐々にエンジンの封印を解き、パーキングからの合流で初めてフル加速を試した。全開で6000まで回すとV6の心地よいサウンドが社内に響き非常に気持ちいい、頭打ちの兆候は無い(レッドは6500付近)が、とりあえずセカンドにシフト、強烈では無いが非常に強力に加速するClio Sport V6。6000で約100Kmに達した。このまま知らない土地で加速すると免許がなくなりそうなのでやめることにする。回すと苦しむエンジンも有るがこいつは違う「回せと歌うエンジン」で有った、伊達にルノー スポールチューンでは無い。さて、吹田IC近辺で渋滞するもまずまず、このまま快調に帰れるかと思いきや大垣付近で大渋滞になる。このため、迂回して一般道へ降りて北陸道、長浜ICより名古屋へ向かった、一般道も渋滞したが車には何の異常も無く水温も問題なく夜8時ごろに自宅に到着した。

さて、旅行を通じて色々書いてきたが、私の400番台のシリアルプレートを付けた、量産型(あえてこう表現する)Clio Sport V6は多少の対策と心得が有れば十分実用に達する車と判断した。

事実、炎天下37度でエアコン全開の渋滞においてもコツさえ判ればなんの問題も無かった。

幸運にも発注から僅か2ヶ月で愛すべき車を購入し、この車に乗ることで楽しい友人が増えたことが今回の購入の大きな収穫だった。

本当に、Clio sport V6は最高である!

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writer:shotgun Photo:noryu